FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --時--分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

異業種参入組による映画ビジネスの失敗

10月20日(水)の続きです。
ここ12年間の映画業界、全体の興行収入や入場者数は
さほど大きな変化はないという話でした。

では細部の「変化のみられる点」を検証してみます。

①日本映画と外国映画の興収比率
 1998年の外国映画シェア率が70%と圧倒していたのに対し、
 2008年では43%まで低下、日本映画のシェアが大きく伸びています。

②公開本数
 1998年が555本に対し、2008年は762本と約200本の増加。
  但し、外国映画はさほど増えていません。非大手製作の邦画が増えました。

③スクリーン数
 1998年が1,993SCRに対し、2008年は3,396SCRと
 約1,400SRCの増加(シネコン率は13%⇒80%)
 興行収入が横ばいに対し、スクリーンは増え続けている訳ですから
 パースクリーンは大きく減少していますね。
 (1998年:9,700万円に対し、2008年:6,067万円)

一見すると上記①、②から日本映画の躍進が目立ちますが、
興収シェア80%強の大手3社(東宝、東映、松竹)からすれば、
東宝が2004年頃からTV局製作の作品を中心に配給本数を若干
増やした程度でそれ以外にはさほど目新しい動きはしていません。

※大手3社による公開本数は2008年度が67本と12年前に比べて
 数十本程度しか増えていない(主に東宝)。

つまりこの12年間は非大手(特に異業種参入組)による公開作品が
業界を騒がしたが、興行の成功には結びつかず、現在淘汰もしくは
撤退しつつあるということと繋がります。

結果的には映画ビジネスを容易に考えすぎたということになるんでしょうね。
関連記事

| 映画・映像ビジネス | 11時00分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。