10/18(月)に掲載したブログでは昨年の映画産業データをとりだして
「日本の映画業界は堅調に推移」していると書きました。
今回は1998年、私が大学を卒業した12年前のデータをとりだして
「何が変わってきたのか」を検証してみました。
先に結果を言ってしまうと
「ほとんど変わっていない」。
細部に目をやると注目するべき点はいくつかありますが
大局の部分ではほとんど変化がない。
1998年と2009年のデータを比較すると・・・
<1998年> <2009年>
◆興行収入 約1,935億円 約2,061億円
◆入場者数 約1億5,300万人 約1億6,930万人
◆平均料金 約1,264円 約1,217円上記は現在と過去の1時点ではありますが、12年を通してみても、
興行収入2,000億円、入場者数1億6,000万人をベースに
10%前後の増減を繰り返しているに過ぎません。良く言えば堅調に推移、悪く言えば成長がないとなるでしょうか。
いずれにしろ、12年前に比べて表面的な変化はないということを
正確に捉えることが重要じゃないかと思っています。
では細部の何が変わってきたのか。
次回検証してみます。
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